小田原ドラゴン先生による車中泊漫画『今夜は車内でおやすみなさい。』

マンガは第1話〜第5話、それ以降は最新4話が公開となります。

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前回からスタートした実践DIYの基本シリーズ。電動工具を使わない、簡単で手軽なDIYアイテムとして、まずは銀マットで作るシェードを紹介! 今回はその第2弾です。
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前回記事はこちら

目隠しの定番・シェードをDIY!キーワードは「ライト


前回までは、シェードをDIYするための材料や予算などを紹介。さらに、新聞紙をマスキングテープで繋いで、フロントガラスに合わせた大きさに加工。それをガラスに押し当てていき、おおよそのサイズの型紙を製作した。今回は、そのフロントガラスにあわせた新聞紙を、さらに正確なサイズに合わせていく作業を行う。

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外周をハサミで切る

ある程度外周の大きさが決まったらハサミを入れて、新聞紙をおおよそのフロントガラスのサイズに切る。この段階では、まだ細かなマーキングは必要ない。ガラスに沿っておおまかにハサミを入れるだけ。とばいえ初めて製作する場合は、ある程度の印をつけてからのほうが作業しやすいかも。

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車内から光をあててマーキングをしていく

ここが今回のポイント!
車内から新聞紙に向かって懐中電灯のライトを照らすことで、ピラーの影との境をなぞることができ、窓ガラスのサイズにあった正確なマーキングできる! つまり、室内のガラス面積にピッタリとフィットする、精度の高いシェード(の型紙)ができるというわけだ。

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隅々まで細かくマーク

タイミングを合わせて右上から下に、そして左横にライトを移動させていき、フロントガラスの輪郭をライトで照らしながらマーキングを行っていく。この作業はひとりでもできなくはないが、2名以上で行ったほうが正確かつ楽しく作業できる。終了したら、型紙を外す。

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型紙のマークに沿ってハサミを入れていく

新聞紙のマーキングに沿ってハサミを入れていく。ライトを使用しているので、ある程度は精度の高いマーキングとなっているはずだが、まだここでは詳細まで詰めなくてもいい。

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車内から隙間がないかチェック

カット後、もう一度新聞紙をあてて車内から隙間や漏れがないかチェックしていく。ここで失敗したと思ったらやり直すのもあり。型紙で使っているのは新聞紙なので、時間と手間はかかるが、再トライは何度やってもいい。

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新聞紙の型を銀マットにあててマーク

型紙の再チェック後、問題がなければ、いよいよ銀マットに新聞紙をあててマーキングしていく。この時、マスキングテープで新聞紙を動かないように固定。新聞紙の外側をなぞりつつ、少し大きめにマークしていく。

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やや内側を切っていく

マーキング後に銀マットをハサミでカット。この時注意してほしいのはマーキングの線の内側を切っていくこと。マーキングの跡が残っていると、かっこ悪いので。とはいえ、まだまだこれから何度も修正していくので、多少マーキングが残ってもOK。

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ひとまずカタチができた

これでとりあえずカタチができた。フロントガラスの大きさがわかるはず。愛車がミニバンの場合は、とにかくフロントガラスに時間がかかるので、がんばってやりとげるしかない。

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車内に入れて確認

カット後は実際に車内に入れてみて、フィット感をチェック。 まだまだ寸法が大きいので、ここから外周部分をチェックして余った部分をカット。それを何度も繰り返して修正していく。ちなみに今回は3回くらいでほぼ収まった。


今回はここまで。次回はこの続き、シェードの作り方(その3)を紹介します!



車中泊専門誌『カーネル』

一般車での車中泊テクニックや快眠ギア、車中泊目線のドライブガイドを中心に紹介する車中泊専門誌。キャンピングカー、バンライフ、DIYテクニックなど、クルマ旅やクルマのあるライフスタイルを、もっと楽しくする情報が満載。年に4回(3、6、9、12月)に発行。『カーネル』が運営するWEBメディアサイト・SOTOBIRA(https://sotobira.com/)でも車中泊情報を更新している。

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